廃石膏ボードは、廃棄物処理法の改正により1999年6月からは安定型処理場への埋立処理ができなくなりました。この破砕分離装置は、両面の紙と石膏を分離すると同時に石膏を破砕するもので、それぞれの再資源化を可能にします。
両面の紙の分離(剥離)と中身の石膏の破砕が、これ1台で同時に処理できます。
PBC-500型(1.5KW,接粉部SUS)
常用400~500kg/Hr.(最大:600kg/Hr.)
※供給する原料サイズと投入作業により変動します。
水平配置の破砕ロール間にくい込ませた石膏ボードは、圧縮力と剪断力の作用を受け、両面の紙に挟まれた石膏は顆粒状あるいは粉末状に破砕されて落下する。又、破砕ロールを等速回転させる事により両面の紙は、破砕されずに排出される。更に紙面に残留する石膏は、破砕機能を持つ補助ロールによって掻き取られる。これら一連の作用によって、紙の分離と石膏の破砕が同時に処理されます。